2023-10-10
定年を迎えると、今までとは収支のバランスが変わってきます。
事前にある程度の計画を立てていても、住宅ローンは長期にわたって返済が続くため、不測の事態によって定年後に返済が難しくなる方も少なくありません。
この記事では、定年後に住宅ローンが払えないとどうなるのか、その対処法もご紹介します。
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定年後に住宅ローンの返済が困難になる理由は、退職金が想定よりも少ない、予想よりも医療費がかかるなどがあげられます。
退職金で住宅ローンを支払おうと考えていた場合、想定よりも少ないと払えない状況になるでしょう。
定年後に再就職をしたとしても基本的に収入は下がるので、住宅ローンの返済に充てられない場合もあります。
また、60歳を過ぎると医療費もかかりやすくなります。
怪我や病気になる方も多く、病院にかかるお金が多くて支払えない場合もあるでしょう。
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住宅ローンの返済が滞ると、まずは残高不足だと認識され、金融機関から電話やメールで返済に関する連絡が来ます。
連絡を無視していると督促状が届きますが、無視を続けると分割払いの権利がなくなり、一括返済を求められるようになるでしょう。
ほとんどの場合、一括返済できないため保証会社による代位弁済がおこなわれ、債権者が金融機関から保証会社に変わります。
保証会社への支払いもできなければ、最終的に競売にかけられます。
競売になると債権者の意向ですべてが決まり、自身の意見や要望はとおりません。
競売で購入者が決まると強制退去となり、返済の義務とともに住居を失うことになります。
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もし、住まいを売却したお金で住宅ローンを返済できるのであれば、まずは売却して支払います。
売却益ですべての住宅ローンを返済できない場合は、一般的な売却はできないので、任意売却を検討しましょう。
任意売却は債権者の許可を得なければなりませんが、競売よりも好条件で売却できます。
また、不動産会社に住まいを売却した後、賃貸借契約を結び住み続けるリースバックも対処法の1つです。
リースバックなら、買い戻しできる可能性もあります。
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定年後に住宅ローンが払えずそのままにしておくと、最終的には競売にかけられ、強制退去を求められます。
住宅ローンが払えないとどうなるのか不安な場合は、早めに金融機関に相談し、売却やリースバックなどで対処しましょう。
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