不動産売却に関する相談は？相談先を知りたい内容に分けて解説

土地や建物を売却するにあたって誰かに相談したいときに、適当な窓口がわからないのが一般的だと思います。
不動産に関しては、相談の内容によってとくに専門的に扱っている専門家が分かれています。
この記事では、不動産売買に関する相談先についてご説明するので、売却を考えている方はお役立てください。

不動産売却に関する総合的な相談は不動産会社

土地や建物を売却するときには、物件の査定をはじめ、内覧の立ち会い、広告などの売却活動、契約書作成、代金決済のほか物件の引き渡しなど多くの手順が発生します。
不動産会社は、これらの売却に関する業務全般をサポートしてくれるので、心配事があったときには相談してみましょう。
土地の売却方法は、不動産会社が買主を見つける仲介と、不動産会社が転売を目的に購入する買取があり、どちらでも対応可能な会社もあります。
また、売るわけではなく、賃貸など活用方法を悩んでいる際にも話に応じてらえるでしょう。
そして、不動産会社ごとに得意分野もことなるため、どんな土地での取扱実績が多いか調べてから相談するのがおすすめです。

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不動産売却における物件評価の相談は不動産鑑定士

土地や建物の適正な価値を知りたいときは、不動産鑑定士に依頼しましょう。
不動産鑑定士は、1か月ほどの時間をかけて物件の価値を鑑定し、不動産鑑定書を作成します。
この評価書は、公的な書類としても使用可能な信頼性の高い書類ですが、鑑定した価格で必ずしも取り引きできるわけではありません。
売買価格は売主と買主の合意で決まるため、鑑定価格はあくまで目安と考えましょう。

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不動産売却における登記や権利に関する相談は司法書士

司法書士は、不動産の表題登記作成や所有権保存、移転、抵当権設定登記、抵当権抹消登記など登記に関わる専門家です。
土地や建物の売買においては、契約時の決め事により異なりますが、所有権移転登記は買主が負担するのが一般的です。
しかし、売渡証書の作成や抵当権抹消登記、売却前の住所変更登記などが必要な場合には売主側がおこなうケースが多くなります。
ただし、登記の手続きは、必ずしも司法書士に依頼しなければならないわけではありません。
自分で手続きしたい場合には、登記の窓口となる法務局へ直接相談してみてください。

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まとめ

不動産を売却するときの悩みはさまざまで、物件の評価に関しては不動産鑑定士、登記や権利については司法書士に相談するのが適当です。
不動産会社では売却業務全般をサポートしてくれるだけでなく、総合的にフォローしてくれます。
どこに相談したら良いか迷ったら。まず、不動産会社に相談すると良いでしょう。
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