2024-08-13
不動産を売る際は、事前にさまざまなことを確認しておかないと成功するのは難しいです。
場合によっては、そもそも売却自体ができない状態になってしまう可能性もあります。
今回は、不動産を売る際に確認しておきたい名義、物件の状態、周辺環境の3つのポイントについてご紹介します。
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売却する不動産が相続したものである場合、登記されている名義人が自分ではない可能性があります。
原則として、不動産は名義人と売却する方が同じ方でなければ売却できません。
登記簿謄本や権利証、または登記識別情報通知に書かれた名義人をチェックし、自分の名前になっているか確認しましょう。
名義人が故人のままになっている場合は、まず名義変更の手続きを済ませる必要があります。
また、共有状態でほかにも名義人が複数いる不動産の場合、名義人全員の同意が取れなければ売却できません。
現在の名義人は何人いるのか、存命なのかのチェックも含めて名義人の情報を確認する必要があります。
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不動産を売るのであれば、売却前に土地や建物の状態を確認しておく必要があります。
土地の境界線は確定しているか、構造物が公道やほかの敷地にはみ出していないか、土中埋設物がないかなどです。
建物の場合は雨漏りやシロアリ被害など構造にダメージを与える瑕疵がないか、お風呂など住宅の設備に故障や不具合がないかを確認します。
自分だけでは見つからない瑕疵が隠れている可能性もあるため、プロに住宅を見てもらうホームインスペクションの実施がおすすめです。
見つかった瑕疵を買主の方に隠していると、契約不適合責任を問われ賠償請求を受ける可能性があります。
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不動産を売る際は、物件そのものだけでなく周辺環境についても確認しておく必要があります。
たとえば、近隣トラブルが発生している物件は売却が難しく価格も下がりがちです。
場合によっては瑕疵の一部として契約不適合責任を問われる可能性もあります。
なお、最寄り駅までの距離によっては駅チカ物件としてアピールポイントにできる可能性があるでしょう。
一般的には、徒歩10分未満の物件が駅チカに分類されるため目安として覚えておくと便利です。
その一方で、道路への接道状況によっては再建築ができず、不動産が売れにくくなる場合もあります。
土地の形状など、ほかにも売れにくくなる条件がないかチェックしておきましょう。
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不動産を売却する際は、事前にその不動産の名義人を確認しておく必要があります。
また、物件の状態を土地と建物の両方の観点からチェックし、瑕疵があれば買主の方に伝えなければなりません。
さらに、周辺環境についても買主の方に伝えるべき情報がある可能性があるため、しっかり確認しておきましょう。
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