2023-12-12
ライフステージの変化により、それまで親と同居していた二世帯住宅の売却を検討している方は少なくありませんが、実際のところこういった物件は売れにくいとされています。
ただそれでも物件を売ってしまわなければ、固定資産税などの維持管理に費用がかかってしまうわけです。
ではこの二世帯住宅が売れにくいその理由や売るためのコツについて、種類ごとに解説していきます。
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親世帯と子世帯とがそれぞれ別世帯でありながら同じ建物に住むのが二世帯住宅で、完全分離型・一部共用型・完全同居型と大きくわけて3つの種類があります。
まず完全分離型ですが、これは階段によって上下階に居住空間を分けたものや壁により分離させたものなど2つの世帯が完全に分離しているものです。
次の一部共用型は、お風呂は共有するけれどトイレは別々など、共有スペースと各世帯の固有のスペースの双方を確保したスタイルのものとなります。
そして完全同居型は、二世帯が同じ住宅に住むもので、プライベート空間はある程度確保されてはいますが、それ以外は共有スペースとしての同居となります。
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1つには売り出し価格が高いといった理由があり、二世帯が住むため建物自体も大きいものが多く、その分建築費も高くなり、それが売り出し価格に影響するわけです。
2つめの理由ですが、現在は核家族での生活が当たり前となっているため、親との別居を望む子世帯が多く、そのため二世帯住宅の需要が少なくなり売れにくくなっています。
そして3つめですが、二世帯住宅が売りに出されていると、家族の死や離婚、住宅ローンの滞納など、心理的瑕疵を持たれるため敬遠されてしまうのです。
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コツとしてまず挙げるのは、リフォームをして売り出すもので、これは一部共有型や完全同居型におすすめの方法で、水回りや共有部分を中心におこないます。
次のコツは賃貸物件収益物件として売却する方法で、これには完全分離型の物件が向いていますが、室内のフルリフォームが必要となるケースも考えられます。
このように二世帯住宅を売却するには規模の大小はありますがリフォームが必須で、その分経費がかさむため、不動産買取業者に買い取ってもらうのが現実的な方法です。
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不動産売却において二世帯住宅は売れにくい物件とされますが、3つの種類ごとに特徴や売り方の方法があります。
ただどの方法にしてもリフォームをおこなう必要があり、そこには当然費用が発生するわけです。
そのためわざわざリフォームをするよりは、不動産買取業者に買い取りを依頼するのがおすすめです。
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