相続で不動産取得税がかかる事例とは?負担を抑える対策についても解説

2026-06-16

相続で不動産取得税がかかる事例とは?負担を抑える対策についても解説

大切なご家族から不動産を相続する予定があるけれど、税金の支払いに不安を感じていませんか。
手続きや費用について正しく理解しておくことは、円滑な資産承継と将来の安心に繋がるでしょう。
本記事では、不動産取得税とはなにか、相続で不動産取得税がかかる事例と不動産取得税の対策について解説します。

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不動産取得税とはどのような税金なのか

不動産取得税とは、不動産を取得した際、取得した都道府県から一度だけ課される地方税です。
売買に限らず、新築や贈与などによって不動産の所有権を取得した場合も課税の対象になります。
税額は実際の購入代金ではなく、原則として固定資産課税台帳の価格をもとに計算されるのが実務上のポイントでしょう。
しかし、あらゆる名義変更において必ず支払いが生じるわけではありません。
地方税法上、相続による取得は非課税とされているため、単に自宅や土地を引き継いだだけであれば税金はかからないのです。
また、課税の対象となるものは登記の有無だけで決まるわけではなく、実質的な取得原因を見極めることが重要と言えます。

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相続で不動産取得税がかかる意外な事例

相続による取得は原則非課税ですが、引き継ぎ方によっては課税される事例が存在します。
代表的な例が、贈与者の死亡によって効力が生じる死因贈与です。
法律上は契約に基づく贈与として扱われるため、不動産取得税の課税対象となってしまうのです。
次に注意したいのが、特定の不動産を指定して渡す特定遺贈によるケースでしょう。
相続人への遺贈は非課税ですが、それ以外の人が特定遺贈で不動産を取得すると課税される可能性があります。
さらに、相続時精算課税制度を利用した場合にも注意を払わなければなりません。
生前贈与の財産を後から相続税の計算に組み込む仕組みですが、取得時点の不動産取得税まで免除されない点に留意しましょう。

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負担を抑えるための不動産取得税の対策

不動産取得税の対策として大切なのは、通常の相続を安易に死因贈与や生前贈与へ置き換えないことです。
不動産を誰にどのような法的形式で引き継がせるかで税負担が変わるため、取得原因の設計自体が鍵となります。
遺言を活用する際には、財産の全部または一定割合を与える包括遺贈と特定遺贈の違いを理解しておくのが有効でしょう。
非課税の判断において包括遺贈にあたるかどうかが分岐点になるため、遺言内容から慎重に検討しなければなりません。
また、もし課税される場合でも、住宅の要件を満たすことで軽減措置を使える可能性があります。
条件をクリアすれば税額が減額されるため、早期に都道府県税事務所へ確認することが実務上の対策といえるのです。

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まとめ

不動産取得税は所有権を取得した際に一度だけかかる税金であり、原則として相続であれば非課税となります。
しかし、死因贈与や相続人以外への特定遺贈、相続時精算課税制度を利用した事例では課税対象になってしまうのです。
不測の負担を避けるには、包括遺贈や軽減措置の仕組みを理解し、生前から取得原因の設計を整えておくことが大切でしょう。
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